ねんりんピック石川2010

平成22年10月9日(土)から12日(火)の4日間にかけて、高齢者のスポーツと文化の祭典「第23回全国健康福祉祭ねんりんピック石川2010が開催された。金沢市を中心に県内で実施された24種目の交流大会のうち3種目の会場でサポート接骨石川(SSI)・赤十字奉仕団がボランティア活動を展開した。

マラソン 10月10日(日)

「すずロードレースとねんりんピック石川2010マラソン交流大会」が同時開催され、会場の珠洲市のラポルトすず前広場に会員10名が集合。早朝7時から正午までボランティアに汗を流した。全国から660名が参加し、3キロ、5キロ、10キロ、それぞれのコースのスタート前からブースに続々と選手が訪れ、アイシングやテーピング、ストレッチなどのケア・サポートを述べ110名に行った。「おかげさまで快調に走ることができた」とお礼と報告に来られる選手が多くあり、大会関係者・選手の皆様に大変喜ばれ、よいボランティアの機会となった。

ソフトテニス 10月10日

能登町能都健民コートにて、「ねんりんピーク石川 2010 ソフトテニス大会」が行われ、当会からも 17 名の会員がケアサポート活動にあたった。選手全員が 60 歳以上であるがその年齢を感じさせない若々しさで、ねんりんピックというのどかな名前とは裏腹にコート上では、まさに真剣な戦いが続いた。

ケアブースとなった藤波台管理センターが試合会場から離れていて、場所が分かりにくく、最初のうちは訪れる選手も少なかったため、 3 名が一時的に珠洲のマラソン会場の応援に向ったりしたが、ケアを受けた選手が他の選手を連れて来たり、チーム全員が訪れるなどして段々と増えていった。アイシング、テーピング、ストレッチなどのケアサポートは他県の選手にも大変好評で、次回の開催県の熊本チームの監督や視察員が熱心に活動を見ていたのが印象的だった。

能登支部だけでなく、加賀支部や金沢から朝 4 時に出発した会員もおり、みな疲れを見せず最後まで無事つとめあげ、合計 81 名の選手にケアを行った。全国規模の大会で、県を代表する選手達にもケアが喜ばれ受け入れられる事が証明され、今後の活動への大きな自信と励みとなった。

サポートを受けた選手より

「気になっていた腰と膝がとても楽になりました。次の試合も頑張って勝ちます」

( 60 歳・女性 沖縄県)

「忙しくて病院や接骨院に行けなかったので助かりました。こんなに丁寧にしてもらえるとは思っていませんでした」

( 62 歳・女性 熊本県)

「大会でこんなケアをしてもらったのは初めてです。空港から遠かったけど来た甲斐がありました」

( 70 歳・男性 群馬県)

「この歳になってもまだ選手で出させてもらって、今日は皆さんに良くしてもらって、本当にありがとうございました」

( 89 歳・女性 石川県)  ( 大会の最高齢女性選手 )

ソフトバレーボール  10月10日(日)・11日(月・祝)

平成 22 年 10 月 10 日 ( 日 ) ・ 11 日(月・祝)松任総合運動公園体育館にて「ねんりんピック石川 2010 ・白山市交流大会・ソフトバレーボール大会」が開催された。全国から 69 チームと関係者が集い総勢 700 名以上の交流大会となった。本会から南支部を中心に、延べ 19 名の会員が SSI ・日赤奉仕団としてケア・サポートを行った。今回は「健康づくりコーナー」として保健師と共有スペースでのケアとなった。

開門と同時に、テーピングやストレッチなど試合に向けた調整に選手の皆さんが続々と訪れた。特に2日目の決勝リーグでは、アキレス腱断裂2名、コーレス骨折が1名おり、救護センター(医務室)からの応援要請で、山下純二支部長はじめ3名がアキレス腱断裂の応急手当ての処置を素早く行う場面もあった。現場における「医接連携」で、柔道整復師の役割を充分に発揮し 2 日間で 157 名のケアを行った。

各地より選抜された選手の皆さんは競技性が高く、年齢以上に奮起されていた。イベントのテーマである「光る汗!輝くいしかわ 笑顔の輪」のように、試合進行をはじめ案内・誘導やケア・サポートなど各ボランティアが笑顔で対応し、全国各地の方とふれあうことができる意義深いすばらしい大会となり、我々にとっても思い出に残る参加となった。

ねんりんピック石川2010

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