「能登和倉万葉の里マラソン 2011 」
平成 23 年 3 月 13 日(日)、「能登和倉万葉の里マラソン 2011 」が七尾市で開催された。
今年も七尾市から当会にケアサポートの要請があり、能登支部を中心に 31 名の会員がボランティアを行った。
大会前日
3 月 11 日に東日本を襲った大地震のため中止も心配さたが、この大会は能登半島地震復興支援事業であるため、今回は「東北地方太平洋沖地震復興祈念マラソン」と題して開催が決定。大会前日の 3 月 12 日(土)には、和倉観光会館 2 階会議室に有志の会員でサポートブースを設営した。昨年より少し狭い会場となったが、 12 台のベッドを並べ本番に備えた。
大会当日
7 時過ぎには早くもケアを希望する選手が訪れ、ストレッチやテーピングを行った。 10 時に震災の犠牲者に黙とうをささげフルマラソンがスタートした後も、 5 q、 10 qの選手が次々と来場し、午後からはフルマラソンを完走した選手でサポートブースはいっぱいに。廊下から階段にまで長い行列ができた。待っている間に選手自身にアイシングをしてもらい、ベッドが空くとすぐにケアができるようにするなどの工夫をしながら、全員一丸となってケアサポートにあった。
地震の影響で , 東北、関東方面などからエントリーした 1236 人が欠場し参加者は 5519 人。規模としては昨年とほぼ同じだったが、ブースには昨年よりも 128 名多い 464 名もの選手が訪れた。
また「赤十字奉仕団」として「東北地方太平洋沖地震復興義援金募金箱」をサポート会場に設置し、会員やケアを受けた選手などから多くの義援金が集まった。この義援金は日本赤十字社石川県支部を通じて被災者に送られる。
最後に堂本義邦能登支部長が「主催者、関係者、選手の皆さんからたくさんのお礼の言葉を頂きました。皆さんのお陰で、今日一日、すばらしいサポートができました」と挨拶し、今年も充実したボランティアを終えた。
ケアを受けた選手より
10 q完走 24 歳女性 (富山県在住)
以前、捻挫した足首が気になっていたのですが、朝テーピングをしてもらったおかげで無事に完走出来ました。
フルマラソン完走 34 歳男性 (大阪府在住)
風が強く坂の多いコースで疲れましたが、景色がとてもよかったです。ケアしてもらい楽になりました。
フルマラソン完走 61 歳男性 (長野県在住)
一週間前に走り過ぎて右足が痛かったのですが、スタート前にケアをしてもらい完走することができました。ありがとうございました。
フルマラソン完走 62 歳女性 (東京都在住)
2 回目の参加です。景色がいいコースなのでとても楽しめました。ここは本当に皆さんが温かくてうれしいですね。また来年も走りたいです。
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