|
多くの一般の方に参加いただいた県民公開講座では、フギュアスケートの浅田真央選手らを指導した中京大学スポーツ科学部教授の湯浅景元先生を講師にお迎えし「ひざ・腰・肩が楽になる一生健康7秒体操」と題して講演。生活の中で簡単に取り入れられる体操を参加者に伝授しました。先生は、関節の痛みを防ぐポイント、体の負担を少なくする動きの巧みさなどを紹介し、1日15分程度のウオーキングを勧められました。「歩くときには、特に背筋を伸ばしてひじを曲げ、手は親指外で軽く握り、腕を振る際は肩の負担を減らすよう、斜め前、後ろに振る」など具体的にアドバイスをされました。関節を柔らかくするためのストレッチ法や、痛みを予防する筋力トレーニングも実演を交えて紹介。座ったままできるウオーキング、立つときに手を使わないようにするだけで、膝の痛みを予防できるなど、普段の生活から健康づくりを意識するように参加者に呼び掛けられました。先生のユーモアある会話と笑顔溢れる講演は今日から健康増進にすぐに役立つ価値のあるものとなりました。
北信越柔整専門学校准教授 今川正昭先生
協賛発表では北信越柔整専門学校助教・北信越柔整専門学校教授の今川真昭先生が「骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折」 -FRAXR(fracture risk assessment tool)の有用性について-と題して2011年の治療開始基準にWHOの絶対骨折算定モデル「FRAXR」が追加された診療ガイドラインに基づいた診療方法の検証をエビデンススケールからみた評価と検討、治療法について発表しました。
|
県民公開講座
『ひざ・腰・肩が楽になる一生健康7秒体操』
中京大学スポーツ科学部教授 湯浅景元 先生 |
|